愚痴は人にはあまり吐かないようにしている
疲れられたくないからだ
つい愚痴を吐いてしまう事はある
でも基本的には何も言わない
けど、それも限界が来た
無い金をギリギリまで出して友達Cに会いに行った
まぁ、Cは相変わらずだ
いつも通り下らない愚痴ばかり吐いている
でも昨日は俺の話を聞いて欲しかった
Cはいつも「そーだよねー、アタシもさぁ~……」と自分の事を話し始める
それを強引に止め俺は話を続けた
久々に心を打ち明けたせいか時々涙を流しそうになりながらも必死に話した
けど、Cは真面目に聞いてくれなかった
その時はちょうどワールドカップのオランダ戦だった
Cは時折り「サッカーどうなったかな。。。」とぼやいていた
たまに真剣に返事をくれても「それを言ったらおしまいじゃん。もっと他の事に労力使えば?」
我慢できなくなったのか途中から携帯で試合状況を確認していた
「お!まだ0-0だよ!!勝てるかもね!^^」
俺が今欲しいのはそんな玉蹴り遊びの結果じゃない
俺はお前の支えが欲しくてきたのにお前はさっきからサッカーの事しか考えてなかったのか
話す気は失せた
そして怒りも込み上げて来た
Cは相変わらず「ちゃんと聞いてんじゃぁん」と答える
ちゃんと聞いているなら質問と返事が噛み合わないのはなぜだ
ワンテンポ遅れて「ん?」と聞き返すのは一体なんなんだ
居酒屋のBGMに反応するのはなぜだ
お前と会うといつもこうだ
なんでもいいと言っておきながら何にでも文句を言う
人の話は聞かない
さすがにもう耐えられない
こっちは何でも打ち明けられると思って話しているのに
今までは病気のせいで仕方ないと思っていた
しかし俺はそんな出来た人間じゃない
いつまでも許すなんて出来ない
俺はCにとってサッカー以下でしかなかった
俺はCを必要としていたがCは俺が必要では無かったらしい
誰かに必要とされたい
利用されたいわけじゃない
ただ俺という人間の存在を必要として欲しい
必要としてれば誰でもいいのか?
いや、きっと違う
なにかの判断基準によって俺が相手を選んでる
でも、必要とされたい
愛されたい
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